Avid Dekoの新機能
Deko バージョン5.2
Deko 5.2は、より高速で簡単な3Dグラフィックのワークフローと単純化されたアニメーションキャラクターエフェクトへのワンクリックアクセスを提供します。
- 3D オープンフォーマット対応: Autodesk 3ds Max、 Autodesk Softimage 7.5、MAXON CINEMA 4Dなどの業界トップのアプリケーションからFBX およびColladaフォーマットを簡単にインポートすることが可能になり、3D ワークフローが改善されました。

- Deko3Dのユーザビリティが向上: Deko3Dのエフェクトは、連続したトランジションとオートメーション化されたワークフローが可能になり、従来の方法により近い方法で作成とアニメーション化ができるようになりました。また、 Deko3D Converterユーティリティを使うと、モデルの変更を複数のDekoシステムに効率的に振り分けることができます。制作や配信といった機能は、制作過程でトランスペアレントに動作します。3Dアーティストは、3Dソースプログラムから3Dモデルを編集し、更新を簡単かつ自動的に複数のDekoソースポイントに送って、リアルタイムに送出することができます。
- Glow/Glint Motion Behavior : 人目を引くアニメーションの作成にかかる時間や複雑性を取り除くことができます。複雑なモーション・キーフレームは不要です。クリックするだけで、テキストや画像に印象的なGlowやGlintを追加することができます。フォーマットやキャラクター数に関係ありません。
新しいGlow/Glint Motion Behaviorを使って、動きのあるGlowや、強調効果のあるGlintなどでモーショングラフィックに視覚的なインパクトを追加することができます。Deko ユーザーは、Motion Behaviorメニューから “Glow” または “Glint” を選択するだけで、簡単にこれらの視覚効果をリアルタイムにアニメーション化されたテキストに適用することができます。エフェクトは、キャラクター数の変更に関係なく、自動的に適用されます。ユーザーは、色の変更、長さ、間隔などのオプションをエフェクトに選択することができます。Deko モーションは、常にリアルタイムでコンテンツとは独立しているため、エフェクトは生放送、またはオートメーション化されたスポーツ番組やニュース番組で適用することができます。

旧バージョン機能概要:
Deko バージョン5.0
Deko 5.0は、PowerClipsやHD のDeko3D などといった高度なアニメーション機能を搭載し、Dekoの直感的なインターフェースから洗練されたモーションをリアルタイムで制作できます。
- HDのDeko3D: 3ds Maxで作成された HDモデルやアニメーションをインポートして、ライブで編集可能なDekoレイヤーにマップし、3Dプレイバックに柔軟な選択肢を提供します。 テキストと画像はグラフィックのライブコンポーネントの状態を維持するため、コンテンツを素早く簡単に変更することができます。
- 高度なモーション機能

- PowerClips: 複数の動いているヘッドショットや燃え広がる炎のようなアニメーション効果などの効果的なビデオエフェクトを作成することができます。PowerClips は、サイズの比較的小さいビデオプレイバック用に統合されたクリップエフェクトで、Deko 3000システムのClipDekoオプションを使用し、HDでもSDでも使用することが可能です。
- モーション・イン・モーション: 標準モーションアクションに追加が可能な、Deko 3000およびDeko 1000モデル用のグローバルスタイルのモーションエフェクトです。例えば、リアルタイムにコンテンツとは独立したGlowやBlurを使ってテキストレイヤーをアニメーション化した後、そのグラフィック全体をスケールとローテーションエフェクトでアニメーション化して「ブリージング効果」を得ることもできます。 可能性は無限です。
- オートモーション: アニメーションロジックの一種で、連続して特定のエフェクトを加えながらDekoグラフィックをより「自動的」にアニメーション化することができます。アーティストのために設計されたこの機能により、プログラミングのスキルがなくても、「グラフィック・クラス」を事前に定義し、直感的なテーブルで頻繁に使用するトランジションを作成することができます。「クラス」内のすべてのグラフィックは、適切なトランジションが自動的に適用されランダムにプレイバックさせることができます。これによって、作業時間や労力を大幅に節約することができます。生放送のニュースや、スポーツ、選挙中継などに最適です。

- Zデプスアニメーション: 従来のモーションエディタに追加されたZポジションツールセットを使って、真の3D空間でより優れたモーションのプレイバックが可能になりました。

- テクスチャシャドウ: 新しいシャドウ処理は、画像のキー(アルファ)に基づく画像テクスチャ、そしてより一般的には、静止したヘッドショットにダイナミックに追加することができます。カットアウトの準備に時間を費やす必要はもうありません。Dekoレイヤーが自動的に色、距離、方向、ブラー、透明度といったシャドウコントロールを行います。

- ClipDeko の更新:
- クリップビューアー: ビデオクリップをクリップエディタのインターフェースから表示することができるようになり、クリップの編集とプリビューがユーザーのデスクトップ上で行えるようになりました。
- PostDekoのClipDeko: ClipDekoの新しいクリップビューアーを使って、PostDekoソフトウェアからクリップエディタUIを表示できるようになり、オフライン環境でもグラフィックのクリップアサインメントができるようになりました。
- 新しいオプション:
- 拡張されたストレージ: この新しい設定により、RAID5データ保護サポートで、14時間以上のHDクリップを保存できる約700GBのストレージを提供します。
- ClipDeko Plus: 拡張されたストレージと、デュアルチャンネル設定で出力チャンネル1つにつき2クリップ(ビデオ&キー)のプレイバック機能を追加した改善されたクリッププレイバック機能を提供します。
グラフィック・ワークフローの統合
- DNxHD: アルファに対応しました。 (Make Deko Moiveを使って)Dekoで作成したムービーは、新しいDNxHDコーデックと一緒に保存して、Avid Editorに高速でインポートできるようになりました。これによって、素早く簡単に、放送用グラフィックとエフェクトをポスト環境に提供することができます。
注意:モデルによっては使用できない機能もあります。
バージョン4.1
バージョン4.1は、HDモデルの新機能多数と、iNEWSコマンドからのプレイバックコントロールによるブロードキャスト・ワークフローの改良を提供します。
- HD オーディオ対応: Deko HDおよびHybrid、3000、1000モデルでHDオーディオに対応、エンベディット・ビデオクリップのオーディオ、インプットビデオ、ファイルベース(.wav)のオーディオをHDのサウンドエフェクトで使用できるようになりました。
- HDクリップキャプチャー: Deko HDモデルでは、ユーザーはオーディオをビデオとキーストリームの一部として取り込むことができるようになり、ClipDekoオプションを使った内部クリッププレイバックが可能になりました。
- HD DekoObjex: 常に画像に表示される、ニュースのクロールやアニメーションロゴなどのグラフィックオブジェクトとページベースのグラフィックを組み合わせ、HD画質でよりダイナミックなブランディングを提供します。
- iNEWS コマンド対応: Dekoグラフィック、エンベディッド・エフェクト、ビデオクリップのオンエアの効率的な送出用に、Dekoの複数のチャンネルをiNEWSコマンドを使ってコントロールすることができるようになりました。
バージョン4.0
バージョン4.0は、新しいモーション機能によってクリエイティブなツールセットを拡張し、制作ステップを短縮し、HDクロスオーバー用により適切にポジションできるツールを提供します。
- Motion Behavior: Flash、Bounce、Repelなどのよりリアルタイムで印象的なエフェクトを作成することができる新しいテキスト、レイヤーアニメーション特性“interactive”が追加されました。カスタムスクリプトを使わずに適用することができます。この機能は3000 モデルで使用可能です。
- デプス・ローテーション: より優れた3Dコントロールでアニメーションを作成できます。デプス・ローテーション機能を使うことによって、より詳細にZ ローテーション・モーションパラメーターをコントロールすることができ、より深い奥行きと遠近感を持つアニメーションを作成することができます。
- Dekoモデル間のモーションの互換性: Dekoの上位モデルで作成されたDeko独特のモーションは、バージョン4.0が動作するDeko下位モデルでも制限なくプレイバックすることができます。旧バージョンでは、モーション、またはオプション設定のされていない機能を開けなかった箇所でも、不足している機能を認識してその埋め合わせを行うことによって、より自動的なワークフローを可能にしました。これによって、複数のシステムの管理が非常に簡単になりました。
- マルチ・コンポジション: HD、 SD、または多重音声放送などのユニークな制作ニーズのために、重複するグラフィック資産を構築する必要がなくなりました。Dekoには、1つのグラフィックからユニークなバージョンを作成する代替キャンバスが追加されました。この追加のHDスペースを最大限に活用、または、全く同じグラフィックの別言語バージョンのコピーを作成することもできます。
- 自動の“FixedまたはFit” テキストレイヤー設定: グラフィックテンプレートを自動フォーマットし、局のブランドイメージに妥協することなく柔軟性を維持することができる、賢いオプションが新たに2つ追加されました。レイヤーへ挿入するテキストに、固定の文字数を設定、またはレイヤーにフィットするテキストのみをレンダリングするように設定することができます。オンエアに使用できるグラフィックの選択肢が増えました。
- フォーマットに優しいグラフィック: 元のフォーマットに関わらず、現在のビデオ標準に適したフォーマットを適用するように、グラフィックとテキストの管理と特性が改良されました。 フォーマットのプロパティは、各ファイル読み取り時、または個々のグラフィックレイヤーにグローバルに設定することができ、SDとHDですべての資産が予想通りに動作するようになります。
- QuickTime インポート: ClipDekoオプションを適用したDekoモデルは、QuickTimeの.movファイルを直接クリップデータベースに読み込むようになりました。ユーザーは、広く使用されている主要なグラフィックフォーマットで、フィルとキーが1つになったファイルの恩恵を受けることができるようになりました。
- HDとHybridモデルでもClipDekoオプションをサポート: ClipDekoは、キーと、そして本バージョンからムービングキーを含む最大2HDクリップの内部プレイバックを可能にします。これによって、クリップ間のトランジションやクリップバックグラウンドやレイヤー経由の動画グラフィックのより多くの動きを提供します。
これは、Dekoのバージョン5.0、4.0、4.1のソフトウェアで追加された主な機能を記載しています。新しい機能、操作上の変更点、解決されたソフトウェアの問題などの完全な一覧については、Avid Deko バージョン5.0、 4.0、4.1.の ReadMeファイルをお読みください。www.avid.com/support
